社会への貢献
社会貢献ポリシー
私たち「りらいあコミュニケーションズ」の社名は、信頼の環(Reliable Ring)をひろげること、すなわち、「当社社員をはじめ、お客様企業やその先のお客様を信頼の環で結ぶことで、人と社会の可能性をひろげ、支え、確かなものとしていくこと」を意味しています。
この想いは社会貢献活動においても同様で、当社の財産である「人」によるコミュニケーションを
生かした社会貢献、あらゆる「人」の可能性をひろげ、支える社会貢献を軸に、教育支援・地域貢献・環境への負荷低減を重点分野として、当社グループの事業活動を通じて
企業の社会的責任を果たしてまいります。

重点分野
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教育支援
プラスワンの価値を創造・提供できる人の育成のために、人のプロフェッショナルとして、関係団体や地域社会と連携し、人の育成への貢献を行います。 -
地域貢献
地域社会の健全な発展に寄与するために、コミュニティの一員として主体的に社会にかかわり、地域への貢献を行います。 -
環境
未来のすべての人々が安心して暮らしていくために、エネルギー・資源の効率的な活用と継続的な改善に取り組み、ステークホルダーの皆様と共に、環境への負荷低減を行います。
具体的な取り組み
地域雇用の創出

当社では全国30ヵ所以上のオペレーションセンターで、約2万人の従業員がコンタクトセンターやバックオフィスなどの顧客接点周辺のBPO業務に従事しています。
人財の採用に際しては、当社採用センター(ジョブポケット)を地方大都市に開設している他、各地域での採用イベントにも積極的に参画し、全国の支社支店を通じて、地域に密着した採用活動を推進しています。また、オペレーター一人ひとりのキャリアプランやライフスタイルに合わせ業務を行うことで、仕事とプライベートの充実を図っています。
社会貢献活動(CSR活動)
スポンサーシップによる社会への貢献
当社は、1987年の創業以来、大阪、名古屋、福岡、広島、仙台、札幌、沖縄と全国に拠点を拡大、地域に根差した企業活動を行い、地域コミュニティと円滑な関係を築いています。各地のイベントなどに数多く参加している他、本社のある東京ではFC東京のクラブスポンサー(Jリーグ)、支社を置く沖縄では琉球ゴールデンキングス(Bリーグ)のオフィシャルパートナー、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参加するレーシングチーム「DOCOMO TEAM DANDELION」への協賛により、地域振興およびスポーツ振興に貢献しています。
学術分野での貢献
各地の大学をはじめとする教育機関での講義や中学生の職業体験の受け入れを積極的に行っています。学生の方々に仕事について考えたり、自身の将来を描く機会を提供するキャリア教育支援を行っています。
【学術分野での取り組み】
2019年6月 滋賀大学で"顧客の声を活用する"をテーマにゲストスピーカーとして登壇
2019年12月 沖縄女子短期大学で"働くとは何か"をテーマとした講義に講師として登壇
2020年2月 沖縄大学の"キャリアデザイン"をテーマとした講義に講師として登壇
2022年11月 渋谷区立中学校のキャリア教育支援として中学生の職場体験を実施
2022年12月 沖縄女子短期大学の"女性の働き方"をテーマとした講義に講師として登壇
2022年12月 那覇市主催の中学生を対象とした職場体験プログラム「NAHAミライCity in School」に参画



働きやすい職場環境の整備(ファミリーデーの開催)

本社および各支社で、従業員の子どもたちや家族をオフィスに招いて交流する「ファミリーデー」を開催しています。従業員の支えとなっている大切な家族の存在を認識し、従業員同士が働きやすい環境の実現を意識する機会としている他、将来社会に出て働く子どもたちには名刺交換や業務体験を通じて社会の一端を垣間見る機会を提供しています。
環境美化・森林保護活動
2015年11月には札幌市と道路アダプト制度に基づく道路環境美化活動の覚書を締結し、2015年12月より札幌地区にある当社センター地域内で3ヶ月に1度の道路清掃を行っています。
また、北海道や関西にて植栽体験活動「森をつくろう!」を実施しています。自然保護活動を通じ、りらいあグループ社員と家族の交流を図るイベントとなっており、自然の中での共同作業を進めることでグループ内の一体感を醸成する良い機会となっています。


備蓄食・防災用品の有効活用
当社では、災害時用の備蓄用品に余剰が発生した際、マッチングプラットフォームを通じて、子ども食堂やフードパントリーを行うNPO団体へ寄付を行っています。2023年1月には、軍手やヘルメット、備蓄食を含む防災セットを寄付しました。余剰物資を必要とする団体へ届けることで、必要な方々の手助けとなることに加え、廃棄量の低減や食品ロス削減によって、環境への負荷軽減に貢献しています。

海外での取り組み
フィリピンを拠点に展開するInspiro Relia, Inc.では、関連会社やお客様企業とともに様々なCSR活動を実施しています。
CSR Day
年に一度従業員参画型のイベント「CSR Day」を開催し、地域社会への貢献活動を実施しています。2022年は総勢4,342名の従業員が参加し、地域住民とともに植林活動の実施、学校への清掃用品や資材の寄付、また募金活動によって地域住民の生活に大きく貢献をしました。CSR Dayの1日で集まった寄付金は目標を大幅に超えただけではなく、当イベントに参加した従業員と地域住民の全員が笑顔にあふれ、サステナビリティの重要性を改めて認識する機会となりました。
(CSR Dayの様子)
先住民地区の保護活動
フィリピン国内のボラカイ島には、フィリピンで最も古い先住民の子孫であるアティ族が居住しています。アティ族は政府が進めるボラカイ島の大規模な観光開発政策のもと、所有していた土地をはく奪されたうえに島の辺境地に隔離されるという悲惨な歴史を持つ民族です。Inspiro Relia, Inc.は、歴史と文化の担い手であるアティ族の存続のため、村にあるコミュニティホールの屋根の断熱材とフィリピン教育省が推奨する学習プログラムを受講するためのテレビを寄付しました。